省エネ住宅を学ぼう

省エネルギーと住宅

自然エネルギーを活用する住まい1

太陽の光と熱の利用は太陽光・熱に恵まれた日本では有効です

電気やガス、石油などによるエネルギーの消費を抑えるために、太陽や風、植物といった自然の力を積極的に利用しましょう。家の中に風の通り道をつくって涼をとったり、夏の強い日差しを遮り、冬の太陽熱を採り入れるために落葉樹を植えたりすることは、古来より行われてきた方法です。

自然エネルギーは地球環境にやさしいエネルギーです。特に太陽光・太陽熱に恵まれた日本では、太陽光発電システムや太陽熱温水器の導入が以前より盛んに進められ、太陽光発電機器の設置数は世界トップクラスです。このほか風力発電や、植物などから得た有機物をエネルギー源として利用するバイオマス発電・熱利用なども注目されています。

太陽の光や熱によるエネルギーを、機械設備を使って給湯や発電などに利用する。この方法をアクティブソーラーシステムといいます。太陽光発電は、太陽電池を利用して太陽エネルギーを電力に変換します。一方、太陽熱温水器は、屋根に取り付けた集熱器(ソーラーコレクター)によって得た熱で水や空気を温め、給湯や暖房に利用する方法です。

太陽光発電機器の設置は初期投資がかかるため、国も補助金制度を設けて、普及に努めています。こうした制度を利用して住まい手の理解を得るようにし、自然エネルギーの活用を進めていきましょう。

ヨーロッパでは、太陽光の利用が盛んです

左はオランダの戸建て住宅団地、右は「プラスエネルギー住宅」と呼ばれるドイツの集合住宅団地です。

どちらも屋根の全面に太陽光発電装置を設置し、それによって得られる電力が、住宅内での消費電力を上回ります。屋根が発電所の役目を果たしています。

太陽光・熱利用のいろいろ

太陽光発電

太陽電池で発電。得た電力を住宅内で使用するほか、余った電力を電力会社に売る。


太陽熱集熱

屋根面の集熱器によって得た熱で水や空気を温め、給湯や暖房に利用する。


ダイレクトゲイン

南面の窓から取り入れた日射熱を床などに蓄熱する。


水集熱+蓄熱

温水コイルで熱を循環させて床暖房を行う。


空気集熱+蓄熱

屋根面の集熱器で空気を暖め、床下または壁内に送って蓄熱する。


壁集熱+空気循環

壁内通気層の空気を循環。床下空間に蓄熱する。

アクティブソーラーシステムの代表例

太陽光発電

太陽光発電

ソーラーシステム(熱交換型・強制循環型)

ソーラーシステム(熱交換型・強制循環型)

太陽熱温水器(自然循環型)

太陽熱温水器(自然循環型)

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社団法人 住宅生産団体連合会