省エネ住宅を学ぼう

長寿命化と住宅

長寿命住宅となるよう対応性・更新性を高めるには

間取りの変更、設備機器の更新をしやすく

暮らしは変化するものです。住まい手の家族構成やライフステージの変化に住宅を合わせるためには、間取りの変更や設備機器などの更新に、柔軟に対応できる必要があります。そうすれば、建て替えずとも住宅を長く使い続けられる可能性が高まります。

例えば子どもが小さい間は子ども部屋を1室にして、成長したら2つに分けたり、子どもが独立して家を出たら、壁を撤去してリビングを広くしたりできるように、家を建てるときは将来のことを考え、部屋の広さや間取りを変えられるようにしておきましょう。間取りを変えられるように、間仕切り壁が移動する可能性のある位置の床を、その壁を支持できる構造にしておくのも一案です。

また、最近は「SI(スケルトン・インフィル)」という考え方で住宅を建てる例も増えてきました。構造躯体(スケルトン=S)と、設備や内装(インフィル=I)を分かれた構造にしておくことで、間取りを変更したり、設備や内装を取り替えたりすることが、自由かつ容易にできる住宅のことです。

さらに、キッチンや洗面浴室の設備機器や配管・配線は、ある程度の年月が経ったら取り替える必要が出てきます。

それを容易にするためにも、将来の更新に配慮した設計を心がけ、部品を選びましょう。耐用年数の違う部分は、構造を分離して、簡単に交換できるようにしましょう。配管・配線スペースを独立させて、住まいを傷めずに部品を交換できるようにする方法もあります。

設計・施工段階でのこうした事前の準備のほかに、つくり手の計画的な維持管理のサポート体制が整っていることも、住宅を長く使い続けるうえでは欠かせません。

住まい手のライフステージの変化に合わせる

子どもの独立を機に、個室の壁を撤去して、キッチンを移動し、リビングダイニングを広くしたリフォーム例。住まい手の家族構成やライフステージに住宅が合わせられると、長寿命化につながります。

スケルトン・インフィルで、住宅を長寿命に

構造躯体(スケルトン=S)と、設備や内装(インフィル=I)を分けた住宅を、「SI住宅」といいます。間取りを変更したり、設備や内装を取り替えたりすることが、自由かつ容易にできます。

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「省エネ住宅すすめよう」

社団法人 住宅生産団体連合会