省エネ住宅を学ぼう

より快適な省エネ住宅に向けて

防犯対策も怠りなく

ドアや窓のカギは、1カ所につき2つ以上を基本に

住まい手に長く安心して暮らしてもらうためには、防犯にも配慮しなければなりません。

一戸建て住宅に侵入する方法は、「ガラス破り」が半数近くを占めます(2004年の警察庁の調査より)。次に多いのは、「無施錠」のケースです。住宅に不法侵入される部位は、「窓」が圧倒的です。

泥棒は侵入に5分以上かかると、約7割があきらめるという調査結果があるので、できるだけ侵入に時間がかかるような対策が有効です。窓の場合は、防犯合わせガラスを採用したり、防犯フィルムをガラスに貼ったりすると共に、カギ付きの補助錠などを加えて2ロックとする、「ガラス面の強化+2ロック」が基本です。最も狙われやすい掃き出し窓にはさらに、雨戸やシャッターなどを付けるとよいでしょう。浴室やトイレなどの高窓(小窓)も安心は禁物です。面格子を取り付けるなどの対策を考えましょう。

玄関ドアも、主錠のほかに補助錠を取り付け、扉1枚に対して2つ以上の錠を付けることを勧めます。ドア、錠、サッシ、ガラス、シャッター関係の製品では、「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」が「防犯性能の高い建物部品目録」を公表しています。それらは「CPマーク」が付いているので、選択の目安にしましょう。


開口部にセンサーを取り付ける方法もあります。窓用センサーには侵入者が開けようとすると警報音が鳴るもの、玄関センサーには不審者の侵入前に警報音が鳴り、侵入を防ぐものなどがあります。カメラ付きドアホンを設置して訪問者の顔を確かめたり、夜間に人が近づくと点灯する人感センサーライトを取り付けたりすることも、防犯に効果的です。

門扉、塀や垣根は、窓や玄関などが外部からよく見え、周囲からの死角をつくらないように設置することを考えましょう。駐車場や車庫を設ける場合も、建物への見通しがきくように配慮すると共に、2階の窓やバルコニーへの足場とならないように気を付けましょう。

また、泥棒は明るく見通しが良い場所を嫌いますから、門灯を付けることも有効です。

なお、「住宅性能表示制度」には、開口部の侵入防止対策を評価する基準があります。

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「省エネ住宅すすめよう」

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