省エネ住宅を学ぼう

より快適な省エネ住宅に向けて

周辺環境との調和を考える

地域の自然や気候風土を活かし、周辺になじむ住宅を建てましょう

住宅は土地に根づかせるものですから、周辺環境との調和を図ることも大切です。これには、地域の自然や気候風土という意味と、近隣のコミュニティという意味があります。

植物は快適な住環境をつくるうえで欠かせない要素であり、建物にさまざまな表情を与える役も果たします。屋上や庭を緑化したり、外壁面を植物などで覆ったり、塀や仕切りを生垣にしたりすれば、適度な緑のスクリーンがプライバシーの確保に役立つうえ、小動物や小鳥、昆虫などとの共生にもつながります。

また、住宅の周りには土や緑地をなるべく多く残し、雨水が浸み込むようにしましょう。雨水を地下に浸透させることは、緑の育成や河川の氾濫防止、地盤沈下防止、都市の気温上昇防止など、さまざまな効果があります。舗装する場合も浸水性の舗装にするといいでしょう。

さらに、その地域の気候風土をよく理解すること、近郊で採れる材料を使うなどして地域性を意識することも効果的です。快適な外部環境を住まいの中に取り込んだり、住宅の内と外をゆるやかにつないだりすることも、周辺環境や街並みとの自然な調和を促します。

このように周辺環境にも配慮して、住まい手が地域とともに歩んでいける住宅をつくることを心がけましょう。もちろん、長く快適に暮らすためには、住宅や外構に気を配るだけではなく、人と人との付き合いを大切にし、住まい手に地域と良好な関係を築いてもらうことも必要です。

省エネ住宅web

「省エネ住宅すすめよう」

社団法人 住宅生産団体連合会