省エネ住宅を学ぼう

省エネ住宅に関するコラム

貯湯式給湯システムの上手な使い方


電気によるエコキュート(前ページ)、ガスによるエコウィルとエネファーム、これらはいずれも貯湯タンクを有する給湯システムで、タンクにためた湯を無駄なく有効に活用することが省エネにつながります。3つとも、その日の湯の使用量を想定して運転時間を決めますが、予測がすべて的中するわけではないため、システムごとに補完する仕組みを持っています。

エコキュートは、翌日使用する湯を前日の深夜に沸き上げます。昼間は原則として沸き上げませんので、湯切れを防ぐため、大きめの貯湯タンクにある程度の余裕を見て、想定した1日分の使用量より多く沸き上げます。したがって、1日の湯の使用が終わったときに、タンク内に残っている湯の量が少ないほど、省エネを実現したことになります。

エコウィルやエネファームは、想定した湯の使用量を小さめ(エコウィルは137リットル、エネファームは200リットル)の貯湯タンクにためます。また、タンクからの放熱ロスを少なくするために、沸き上がってすぐに湯を使うことになるよう、発電時間帯を決定します。もし想定以上の湯を使うことになった場合は、補助熱源機があるので不便はありませんが、このときのエネルギー効率は、補助熱源機の効率に左右されます。

以上をまとめると、エコキュートはタンク内の残湯量を少なくすること、エコウィルやエネファームは補助熱源機の運転時間を短くすることが、省エネにつながる上手な使い方といえます。


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